ユニットバスの風呂フタ。最近は昔ながらの巻きフタはあまり見かけなくなりました。
主流は2枚もしくは3枚に分割されたフラットタイプの蓋、通称「組フタ」
この組フタを使わない時はフックで壁に立てかけて収納できるようになっています。
風呂フタフックは1点式が標準仕様、そこにオプション対応で3点式フックに変更可能、というメーカーが多いようです。
今回は風呂フタのフックについて、1点式と3点式それぞれのメリット・デメリットと我が家が選んだふろフタ無し仕様について解説します。
風呂フタのフックなんてかなりレアなオプションですが、選ぶフックの仕様でお風呂掃除のしやすさが変わってきます。
これからお風呂を検討する人はぜひ参考にしてください。
風呂ふたの1点式と3点式の違いってなに?
1点式フックと3点式フックの違いは主に3つあります。
- オプション料金(=追加料金)がかかるか、かからないか
- フックの数が1つか3つか
- 1点式の場合風呂ふたが浴槽のふちに接するが、3点式は浮かせて保管できるので浴槽のふちに接することがない
この違いがそれぞれのメリット・デメリットにも影響してきます。
風呂ふたの1点式フックのメリット・デメリット
1点式のメリット
- オプション差額が不要
- 風呂ふたを上に持ち上げることなく、滑らせるようにしてフックに引っかけることができる
- フックが少ない分、壁の掃除がしやすく、フック本体の掃除が1箇所だけで済む
1点式のデメリット
- 浴槽と風呂ふたが接しているので、水切れが悪く、汚れ(ぬめり、水垢)がたまりやすい
- 風呂ふたを移動させないと、浴槽のふちが掃除できない
- 留め方が悪いと、風呂ふたが滑って倒れてしまうこともある
- 浴槽のふちに風呂フタがあるのが邪魔
- メーカー、浴槽タイプによっては選べないものがある
風呂ふたの3点式フックのメリット・デメリット
3点式のメリット
- 風呂ふたが浴槽に接しないので水切れがよい
- 風呂ふたを移動することなく、浴槽のふちを掃除することができる
- 風呂ふたがしっかり壁に固定されるので、倒れてくる心配がない
- 高い位置にあるので、浴槽のふちに物が置ける
- バスタブのすぐ上の壁のスペースに給湯リモコンを設置することができる(浴室に入らなくてもリモコンの操作ができるので便利)
- すべての浴槽タイプを選ぶことができる
3点式のデメリット
- オプション差額が発生する
- フックが3箇所に増えるので、掃除が面倒
掃除優先の我が家の選択は?
ここまでは1点式フックと3点式フックのそれぞれのメリット・デメリットを解説してきました。
あなたはどちらが良いと思いましたか?
でも、決めるのはもうちょっとまってください。もっとおススメの方法があるんです。
それが「風呂ふたフックをつけない」という選択です。
風呂ふたフックなしは壁がシンプルになる
我が家では風呂ふたフック自体をつけませんでした。
1点式にしろ3点式にしろ壁に突起物ができます。それらを極力排除したんです。
おそらく『フックがないと風呂フタの収納困らないの?』って思う人も多いかもしれません。
けど、困らないで済む方法ちゃんとがあります
それはマグネットタイプの風呂フタフックの利用です。
実は多くのメーカーのユニットバスでは壁にマグネットをつけることができるんです。
そこで我が家では山崎実業のTowerマグネット風呂フタホルダーを購入して取り付けたわけです。
マグネット風呂フタホルダーを使う6つのメリット
- マグネットタイプの風呂フタホルダーを使うメリットです。
- マグネットなので好きな位置に収納できる
- 3点式同様浮かして収納ができる
- 掃除をする際は外して壁を拭くことができる
- フック自体を取り外して掃除できるので楽
- いざとなれば風呂フタホルダー自体の交換ができる
どうですか?
ちょっとほしくきましたよね。
まとめ
今回はお風呂の風呂フタのフックについて解説してきました。
フックには1点式と3点式があってそれぞれメリット・デメリットがあります。
より掃除がしやすいすっきりした壁面を目指すならマグネットアイテムの検討しましょう。
使い始めてから特に困ったことは起こっていないので、自信をもっておススメできます。