こんにちは。暮らしデザイナーの ICHI です。
最近はやろうと思えばDIYでなんでもできちゃう世の中になりました。
たいていの物はネットで揃えることができます。
本当にスゴイ時代です。
今回の記事では我が家のリビングの壁をポーターズペイントを使ってセルフペイントをした感想について書いてみます。
壁の仕上げがビニールクロスだとちょっと物足りないと思っているあなたには、塗装仕上げという選択も良いかもしれません。
すごく楽しいおススメの仕上げ方法です。
ビニールクロスでは絶対に得ることができない納得の質感を得られます。
さらに、セルフペイントすれば、何物にも代えがたい満足感をもれなく手に入れることができるはずです。
選んだのはこだわりのポーターズペイント。
予算があればできれば壁の仕上げにもこだわりたいのが本音です。
ゼオライト、モールテックス、珪藻土、板張りにタイルなど、仕上げを考え始めるときりがありません。
やっぱり本物の素材使うのとビニールクロスで仕上げるとではまったく質感が違います。
素材にしっかりとした質感があれば、極端な柄や色の変化をつけなくても十分カッコよくなります。
でも、問題はそこまで投入するだけの予算がないこと。
そんな我が家では、ベースはビニールクロス仕上げで進める代わりに、メインともいえるリビングの壁の一面にわずかな予算を全力投入して変化をつけることにしました。
アクセントになる部分の仕上げ材はナニにするか?
板張りやタイルは、仕事柄見慣れているせいか、いまいちしっくりきません。
色々、思案し、探して、見つけた選択肢、それが塗装仕上げです。
価格もどうにか予算内に収まってくれました。
数ある塗料のなかで最も気になったのがポーターズペイント
知る人ぞ知る、オーストラリア生まれの高級塗料です。
日本では株式会社NENGOが正規代理店となっていて、そのペイントが生み出す唯一無二の表情が根強い人気となっています。
ライナップされている塗料の多くがVOCフリー塗料であり安全面も考慮されているので子どもがいる家庭でも安心です。
ホームページの実際の施工例写真を見ても、塗装ならではのムラ感が絶妙です。
ただ、このポーターズペイント、その辺のホームセンターなどでは買うことができません。
ネットでの購入は可能ですが、ショールームで行われるワークショップに参加して塗り方を教えてもらい、実際に試し塗りをして、色を決定し、ようやく購入できるようになるので、通常のペイント材よりも少しハードルが高めの商品です。
でも、このワークショップでは、刷毛の使い方や塗装の際の注意点をしっかりレクチャーしてくれるのでセルフペイントを希望するひとにとっては必須のイベントだと思います。
セルフペイントならでは満足感は何物にも代えがたい。
我が家にとってはポーターズペイントを塗る壁が唯一、最大の見せ場です。
塗装をする上で大事なボード下地の処理&塗装用クロス施工はすべて業者さんにお任せしました。
なんでもかんでも自分でやろうとすると本当に大変になるので、自分達で行うのは下塗り材と仕上げ材のペイントのみに限定。
割り切って下準備の部分を業者さんに頼ることも、限られた時間の中でセルフペイントのクオリティをあげるための重要な秘訣です。
実際施工した範囲は≒10㎡弱。
たったそれだけ!?と思う人もいるかもしれませんが、一日休みで作業が終えることを考えると、始めて挑戦するワタシにはちょうどいいサイズでした。
ワークショップでショップに伺った際、実際の色味と質感を確認し、最終的にDISTEMPER<ディステンパー>といわれる塗り方を選択しました。
おとなしすぎず、かといって強すぎない程度のムラ感を意識しての選択です。
塗り方に少し特徴があるポーターズペイント。よくみかけるローラー塗りではなく専用の刷毛塗りを推奨しています。
刷毛を使って四方八方に塗り重ねていくことで独特のムラ感を出していきます。
当初不安だったポーターズペイントの特徴ともいえる刷毛塗りでしたが、シーラー塗りを終えること頃には何となくコツもつかめて、意外と神経質にならずともガツガツと塗っていけました。
シーラー(下塗材)1回、仕上げ2回の計3回を朝から夕方までかかってなんとか終えることができました。
肝心な仕上がりはいうと、思っていたよりは多少ベタ塗り感が強いものの、多少なりともムラ感残ったその仕上がりに個人的にはスゴイ満足感。
やはりこれって商品クオリティの高さはもちろんですが、セルフペイントがなせる業といえるでしょう。
まとめ
ポーターズペイントのセルフペイントを実際体験した感想、
それは「
思っているより、実際やってみると難しくないしも、セルフペイント自体を楽しむことができました。
たしかに仕上がりのクオリティは落ちるかもしれませんが、それ以上の満足感を得ることができるはず。
我が家では子供たちがもう少し大きくなってから、今度は家族でポーターズペイント塗りをDIYに挑戦しようと思っています。
もしDIYに興味がある人ならぜひ挑戦してみてください。