知ってる?新築住宅 窓の一部に引き違い窓をおススメする理由?

引き違い窓の魅力とは

最近、新築の住宅で引き違い窓を見る機会が減ってきているよう気がします。
いや間違いなく確実に減っていますね。
以前は窓といえば引き違い窓が主流だったと思うんですけど、最近は辷り出し窓や開き窓など多様な窓種があるのでそちらを選択するケースが多くなってきたということですね。

ワタシは新築住宅の窓には各階1カ所づつは引き違い窓をおススメしています。
それには引き違い窓にしかない魅力があるから。

今日はそんな引き違い窓についてお話していきます

引き違い窓は引っ越しの強い味方

ワタシが新築時にたいてい各階1箇所づつ引違い窓をおススメしているにはもちろんワケがあるんです。

大きな理由のひとつは完成後の引っ越しの際に起こるまさかの出来事。

そうです。
『家に家具が搬入できない!!』というトラブル

『そんなバカな!?』と思ったひともいるかもしれませんが、実際購入した家具が大きすぎて入れることができず断念した人もいるはずです。。。ワタシもこれまで入るかどうか冷や冷やした経験が何度かあります。

仮に搬入できない可能性が高い家具をひとつあげるとすれば、ワタシはソファーだと思います。
家具屋さんにいくとかなり大きなボリュームのソファー置いてありますから。
背もたれの部分が分離できるような造りになっているものは比較的問題ないんですけど、そうでないとなかなか搬入するのが大変な場合が多いようです。

特に2階リビングの場合は1階から2階へ階段を使って荷物を搬入するので階段手すりを取らないと家具・家電が搬入できないっていうのはざらにあります。

もしも、
もしもですよ、

新築に合わせて購入したこだわりの新品ソファー。

『これは階段では搬入できません!!』って言われたらなったらあなたはどう思いますか!?

ワタシなら悔しくて。悲しくて。腹立たしくて。
泣きそうなくらい後悔するかもしれません。

そう、そんな時に出番なのが引き違い窓。
引き違い窓はいざってときには窓サッシ本体を取ることができるので、非常におおきな開口部になるんです。
だから多少大きいソファーだって楽々搬入することが可能になるわけですね。

最近は引き違い窓ではなくFIX窓や開き窓の組み合わせでの提案をご希望される方も多いので、大きい家具等を購入予定の場合はあらかじめサイズや搬入経路のチェックしておくことが必要ですね。
また、引き違い窓を計画する場合も実際荷物が搬入できないような箇所に設置しまっては意味がないので注意してくださいね。

まだまだあるのよ。引き違い窓の良いところ

引き違い窓にはまだまだ他の窓にはないメリットもあるのでちょっとお話してみます。

誰でも開け方をしっているし、開けやすい

昔からある窓なので誰でも開け方をしっていますよね。年配の方の中には辷り出し窓の開き方が不慣れな方はまだまだ多いかもしれません。
ちなみにワタシの祖父の部屋はそんな理由から引き違い窓を選択しています。

当然ですけど外に出られる

引き違いの掃出し窓にするとそこから外に出られます。他にも外に出られる窓はありますけど、
一番開口面積を確保しやすいのはこの引き違い窓ですよね。今もリビングに引き違いの掃出し窓をご提案することは多いですね。あの開放感は引き違い窓ならではじゃないでしょうか。

窓を開いても邪魔にならない

引き違い窓や上げ下げ窓は開けた状態でも左右もしくは上下にスライドするだけなのであまり邪魔にならないのですが、他の窓は開けた時、室内側か室外側のどちらかには飛び出して状態になるわけです。つまり邪魔ってことです。
ワタシが住むここ北海道では冬季には必ず雪がたっぷりと積もります。そうすると窓の一部が雪で覆われるってことは日常的に起こることなんです。そんな状態になると辷り出し窓や開き窓はもちろん開かないわけです。。。(豪雪地域にお住まいの方はきっと大きく頷いているはず)
窓前に障害物があろうと積雪があろうと開閉が可能なのがこの引き違い窓なんです。

でもやっぱりある。引き違い窓のデメリット

ここまでの話だけみると引き違い窓が最強なんじゃないかって思うかもしれませんが
引き違い窓にもやっぱり弱点があるわけです。そうじゃなきゃ全部の窓を引き違い窓にしたくなっちゃいますよね

防犯性が低いです
当たり前といえば当たり前ですね。人が出入りできる窓なんだから、外からも侵入しやすい窓とも言えます。

デザイン的に好き嫌いがある
これは個人差があるかもしれません。ワタシ的にはそんな嫌いじゃなんですが、人によっては引き違い窓を
あまり好まれないことがあるのも事実です。

気密性が低いです
これが選ばれない大きな理由の一つかもしれません。
やっぱり他の開き窓や辷り出し窓に比べて気密性が低くなってしまいます。
今はメーカーさんの努力により以前よりグッと性能があがってきましたが
以前はあきらかに引き違い窓から隙間風を感じることも多かった。。。です。

正面以外の風のとりこみが不得手です
引き違い窓は正面からの風を取り込むには良いのですが、窓と並行して流れる風を取り込むのは不得手です。

通風・換気ならこの窓。縦すべりだし窓のメリット・デメリット

木窓やトリプルガラスにすると重いです
引き違い窓だけに障子が2枚になるので窓としての重量が大きくなりがちです。
木製サッシやトリプルガラス仕様で大開口の引き違い窓を計画するときには通常の引手だと開くのにかなりの力が必要かもしれません。
引手を大きくするなど対応が必要かもしれません。

快適さが全然違う! トリプルガラス樹脂窓を使ってみて。

上階に大きな引き出し窓は危険です(手摺等の措置が必要)
2階以上の階であまり高さがある窓をつけると落下の危険性があるので注意です。
特に小さなお子さんがいる場合などは落下防止手摺などの対策も検討してみましょう。

まとめ

引き違い窓にしかない魅力わかっていただけましたか?
ただメリットだけでなくデメリットもあるのでしっかり特徴を理解しておきましょう。
いざとなったら大開口として搬入路として使える引き違い窓、頼りになると思いませんか?
ワタシは個人的に結構好きなこの引き違い窓ですが、みなさんはどうでしょうか?
使います?それともやっぱり。。。