家事を楽にする。家事動線から考える間取りとアイデア8選

家事動線から考える間取りとアイデア

料理に後片付け、掃除に大量の洗濯物、せっかく片づけたはずの部屋は子どもによって元通り。

毎日毎日終わりなくやってくる家事に対してのストレスは本当に大きなものです。

家事や育児に協力的なパパも増えている現代ですが、多くの家庭では家事の中心は未だにママ。

今回の記事はそんなママに読んでほしい『家事を楽にする間取りとアイデア』についてまとめています。

ちょっとした間取りの工夫で家事はグッと楽になります。

家事をもっと楽にしたいを叶える間取り&アイデアをぜひ参考にしてください。

①フルフラット型のオープンキッチンはやめておく

開放的でおしゃれ、家族とのコミュニケーションが取りやすいオープンキッチンに憧れを持つ人も多いはず。

でもはっきり言っちゃいます。

家事を楽にしたいなら、アイランドキッチンのようなフルフラット型のオープンキッチンはやめましょう。

フルフラットキッチン
シンクや調理台の高さ以上の壁がなく、台の端からもう片方の端までの高さが同じ形式のキッチン

理由は2つ。

ひとつはコンロ周りの汚れが激しいこと

アイランド型のようなフルフラットキッチンの場合、シンク周りはもちろんコンロ周りにも壁がないので、調理する際の水はね・油はね等の飛び散りがやっぱり気になります。

この場合、あなたはいつもキッチンだけでなくコンロ周りの床にまで注意を払う必要がでてきます。

ふたつめは常にキッチンが丸見えのプレッシャーが半端ないこと

開放感が最大の売りともいえるオープン型キッチン。

見方を変えると、キッチンが24時間365日丸見えってことです。

キッチンを『常にきれいに保つ』ということにちょっとしんどさを感じる人も多いはずです。

その点同じ対面型キッチンでもキッチン前にカウンターとして壁の立ち上げ部分をしっかり設けておくと、手元部分が隠れるので、急な来客時ちょっとくらいシンクに汚れものが残っていてもにさほど焦る必要はありません。

家事はなるべく楽にすませたいという人やキッチンが常に見えることにストレスを感じる人で対面キッチンを希望する場合は、せめてキッチン前にしっかりカウンターを設けることをおススメします。

キッチンカウンターで手元は隠したい。家事ラクカウンターの高さと奥行。

②見せる収納より隠す収納。うまくいく収納のコツ

本や雑誌、ネット、SNSなどで目にする素敵な収納。

でもそれが必ずしもあなたに合っているとは限りません。

普段忙しくてあまり掃除する時間がないあなたには見せる収納より隠す収納がおススメ。

隠す収納は見せる収納に比べてホコリが入りにくく、掃除がラクです。

また、引き出しや扉付きの棚にしまうことで見た目もとてもスッキリします。急な来客があっても扉をサッと閉めるだけなので安心ですよ。

③ガチで大事なゴミ置き場。早めの計画が成功の秘訣

家事をしやすい間取りを考える時、早い段階からしっかり考えるべきなのがゴミ置き場スペースです。

事前に家具・家電を置く位置は想定しても、ゴミを保管するスペースを前もって考えることってなかなかできないものです。

でもそこをしっかり考えておくのがとても大事。

ゴミの置き場所がしっかり確保しておかないと、住み始めてみるといつもゴミがあふれかえっているなんてことになりかねません。

ゴミが頻繁に出るスペースといえばキッチンです。

一般ごみに加え生ゴミ、プラスチックゴミも多く出るので、キッチンスペースには一定量のゴミスペースは確実に確保しておきたいところです。

それ以外のプラスチックゴミや雑紙・ダンボールなどのボリュームが出やすいゴミの収納スペースも必須。使い勝手を考え、リビングと同じ階に計画するのが基本です。

キッチンのゴミスペースのツクリカタ

キッチンのゴミ箱置き場がない!?分別ゴミから考えるゴミ置き場のツクリカタ

④つながりが大事。回遊動線で家事をスムーズに

回遊動線は書いて字のごとく「家中を回れる動線」のことです。

途中に行き止まることなく、家の中を指でなぞった時に、ひとつの線でぐるっと大きく回れる動線なので、一般的に家事が楽な動線といわれています。

例えば、リビング→キッチン→洗面室→玄関ホール→リビングというように回遊できる間取りにすることによって、家中に行き止まりが無くなり、動線が短くなり、スムーズに家事を行えるようにすることでストレスが軽減されます。

でも、あまり短い回遊や過剰な回遊は必ずしもおススメできません。

なぜなら、

動線をつなげるということはちょっと見方を変えると通路スペースが余計に増えるということです。

そんな通路スペースを作るくらいなら収納として使った方がよほど使いやすいのでは?と思うプランもよく見かけます。

回遊動線は家事が楽になる大事なテクニックのひとつですが、計画次第で良くも悪くもなるということを忘れないようにしましょう

⑤洗濯動線はランドリールームで最適化

家事ラクを考える上で重要なのが洗濯動線。

洗濯をドコでしてドコに干すかをしっかり考えておかないと、

重い洗濯物を担いで階段をあがり、2階の一番奥の部屋にあるバルコニーに洗濯物を干す

なんてシャレにもならないストレスフルな毎日が始まるわけです。

洗濯動線考えるときは『脱ぐ』『洗う』『干す』『しまう』というそれぞれの行為がどうすればスムーズに流れるかを考えます。

おすすめしたいのがランドリールームの計画です。

簡単に言うと洗濯機置き場と室内干しスペースを一緒にした専用スペースという感じでしょうか。

洗濯機から取り出した洗濯物をすぐにその場で干せるので、家事がぐっと楽になります。

ランドリールームから直接外に出られる入り口を設けることで必要に応じて外干しも可能です。

また、ランドリルーム近くにウォークインクローゼットを配置することで、乾いた衣類を『しまう』までが完結できるようになります。

家事ラクの要ともいえる洗濯動線は、ランドリールームで最適化をはかりましょう。

新築するならランドリールームが理想。楽ちんすぎる室内干しライフ。

⑥キッチンには1000%おススメのパントリー収納

想像以上にものがあふれるキッチン周りには、小さくてもパントリー収納があると便利です。

パントリー収納とは
主に食料や飲み物を保管しておくために設けられるスペースのこと。カセットコンロや鍋などを保管しておくにも便利な収納

パントリー収納があると散らかりがちな食品ストックや、ペットボトルなどをまとめて収納できるので、キッチン周りが雑多ならずいつもスッキリした状態に保つことができます。

特にネットや週末の大量買いでストックする生活スタイルの人には1000%おすすめします。

キッチンに絶対ほしい。失敗しないパントリー収納のツクリカタ

⑦『使う場所=しまう場所』がガチで最強

「使う場所=しまう場所」で考える

たったこれだけで片づけは劇的に簡単になります。

例えば、

洗面所にタオルや下着、洗剤のストックを収納する

リビングに書類や手紙、文房具や充電器、掃除機を収納する

こんな感じに使う場所の近くに家族みんなが使いやすい『定位置』をつくると収納は最適化されます。

当たり前のようですが、これが意外とできていないものです。

『使う場所に収納をつくる』 ぜひ実践してみましょう。

⑧玄関はシューズクロークで簡単すっきり

玄関は家にはいって最初に目に入る場所。まさに家の顔です。

これから家を建てるなら、玄関はいつもスッキリときれいにしておきたいと思いますよね。

そんなスッキリ玄関を目指すならシューズクロークがおススメです。

シューズクロークは靴だけでなく外で使う傘やベビーカーなども手軽に収納しておくことができるので、玄関をスッキリした状態で保ちやすいのが一番のメリット。

ただ、間取りによってはクローク内部の雑多な感じが見えてしまうのが気になる場合があるので、あらかじめクロークの入り口を開閉できるようにしておくことも検討しておきましょう。

こうすると来客時に多少クローク内が雑然とした状態でも、扉を閉めるだけで見えなくなるので安心です。

まとめ

家事を楽にする。家事動線から考える間取りとアイデア

①フルフラット型のオープンキッチンはやめておく
②見せる収納より隠す収納。うまくいく収納のコツ
③ガチで大事なゴミ置き場。早めの計画が成功の秘訣
④つながりが大事。回遊動線で家事をスムーズに
⑤洗濯動線はランドリールームで最適化
⑥キッチンには1000%おススメのパントリー収納
⑦『使う場所=しまう場所』がガチで最強
⑧玄関はシューズクロークで簡単すっきり

 

こうして見ていくと家事をなるべく楽にする秘訣は

●家事動線を短くすること
●なるべく手間をかけない工夫

の2点といえます。

ちょっとした違いや工夫で家事のしやすさは変わります。

この記事の内容を参考に、家事がしやすい間取りを実現してください。