家づくりを進める上で『家相』『風水』って言葉が気になってくる方も少なくないと思います。ただ、これらを実際の家づくりに取り入れる場合、あることに気をつけておかないとあなたの家づくりはとても不幸なものになるかもしれません。。。
今回は家相や風水を取りいれる際にやってはいけないことをお話しします。
家の間取りに風水や家相は取り入れる?取り入れない?
『家相』や『風水』を家づくりに取り入れるかどうか?
この辺は意見が分かれるところですが。
これらの多く(中にはそうでないものも多々あるようですが。。。)は、長い歴史の中で得たデータを元にした統計学とも考えることができるので、よく見てみると理にかなっている内容もたくさんあります。
ただ『そんな事は迷信ですよ』と言って、家相の否定を納得する人は少ないのも現状かと思います。
ワタシがこのような質問を受けた際には
『この先もすごく気になるようであれば、最初から検討した方がいいですよ』
ってお話するようにいます。
もし、家相や風水がものすごく気になっているにも関わらず、実際の現実的要望を優先させて家づくりを進めたと仮定します。新居で新生活をはじめた早々、なにかのトラブルに見舞われたらどう思うでしょう?
『やっぱりこの家をつくる際に家相(風水)を考慮していなかったのが問題だったのでは。。。』
『家相(風水)的に悪いこの家に住んでいる限り、不運がつづくんじゃないだろうか。。。』
と考えてしまったりするんじゃないでしょうか?
せっかく建てた新しい住宅が自分たちに不幸を招く諸悪の根源に感じてしまう。。。
ワタシ的にはこの状態に陥ってしまうことが一番の不幸なんじゃないかって感じるんですね。
そうなるくらいであれば、間取り等の制約は厳しくはなりますが自分たちが納得いく形で検討を進めた方が、あとからモヤモヤしたり後悔したりすることはありません。
いったいどれを信じればいいの?という泥沼
では、家相や風水を取り入れる際、これだけは気をつけなければならないってことをひとつだけお話します。
『誰(どれ)の考え方を参考にするかを明確にしておく』
ということです。
既にある特定の方の意見を参考にしたいとはっきりしている方はOKです。
問題はなんとなく取り入れたいなと思っている方。。。
家相や風水については書籍はもちろん、インターネットでも多く情報を目にすることができます。
内容を見てみると、基本的な考え方は同じようでもやスタンスや方位の良しあし等にそれぞれ違いがあるので、アレもコレもと参考にする対象を広げすぎると、そのうちいったいどれを信じればよいのかわからなくなってしまいます。
仮にそれら全てを当てはめようとすると、自分たちの要望はおろかそもそも家の間取りとして成り立たなーーーい!ってことになってしまいかねません。
ですから家相や風水を家づくりに取り入れる場合には、数ある考え方の中で自分たちはどの考え方を参考にするかをまずしっかり決めて条件を整理することが重要です。
また、数ある制約によって間取りが思うようにいかない場合は、特に重要だと思われる要素はしっかり検討に取り入れて、それ以外の細かな要素については、ある程度割り切って考えるというのも一案かと思いますが。。。
皆さんはいかがでしょうか?