キッチン床。フロアタイルに決めた!メリット・デメリットとワタシの選択

まず結論からいうと我が家のキッチンの床は『フロアタイル』です。

家づくりを進める際、よくある悩みのひとつが『キッチンの床は何にしよう?』ということ。

実はコレお客さんからよく聞かれる悩みでもあるんでが、我が家においても多少時間をかけていろいろ考えた部分です。

最近のキッチンはリビング続きのオープンな空間になることが多く、来客時に人目にも付きやすい場所です。

中には『家の中心はキッチンスペース』的な間取りの場合、キッチンの床の選定は全体の印象にも大きな影響力を持ってきます。

意匠性と機能性の両立を求められる『キッチンの床の選択』について我が家を例に考えていきます。

最終的な選択は個人の好み次第なところではありますが、判断の目安として参考にしてください。

やっぱり気になる!キッチンの水はねや油汚れ

我が家のリビング・ダイニングの床はナラの無垢仕上げ(厳密にいうとマンション下階への音の配慮から、複合フローリング材で表面が無垢の挽き板仕様を採用)

さほどキッチンスペースも大きくないので、最初はいっそのことリビング・ダイニングと同じ仕上げで通してしまっても良いかも簡単に考えていたわけです。。。

もちろんキッチンは水はねや油はねが多い場所。

フローリング表面がシート仕上げではない無垢仕上げとなればメンテナンス頻度やキッチンの使い方にもそれなりに気をつかわなければならないことはわかっていました。

自分の家だし、多少の汚れが付くことはあたりまえだし、油汚れにいたってはある意味自然のオイル仕上げと割り切って使ってみるのもありかなと個人的には考えていたわけですが。。。

妻から『やっぱりキッチンの床が無垢なのは気になる』の一言

こればかりは気になる程度が人それぞれ違うのでしょうがありません。

水にも比較的強いシート系のフロア材なら大丈夫でも、表面が無垢となると間違いなく輪ジミもできやすいのは間違いないですし。。。

キッチンに立つのは毎日のことなのでストレスなく、気兼ねなく使えた方が良いということに。

この時点で我が家のキッチン床に木質系フロア材という選択肢はなくなりました。

タイルかクッションフロア?それともフロアタイルか?

水に強い仕上げ材として、タイルとクッションフロアそしてフロアタイルが候補してあがります。
それぞれの特徴をあげてみます。

クッションフロア

<メリット>
●塩化ビニル素材で継ぎ目が少ないので防水性が高い
●柔らかい素材でクッション性があり、足への負担が他の床材より小さい
●カラーやデザインが豊富
●施工費用が一番安い
●メンテナンスがいらない

<デメリット>
●表面の質感が劣り、デザインによっては安っぽさを感じる
●多少の重みですぐに凹みが生じる
●比較的傷がつきやすくシート状の床材なので部分的な修復が難しい

タイル

<メリット>
●意匠性が極めて高い
●傷に強い凹みは出ない
●耐水性がある
●耐久性がある

<デメリット>
●硬いので食器を落とすと確実に割れる。
●衝撃によってはタイルが割れる場合がある
●冬場は非常に冷たさを感じる
●目地の汚れは注意が必要
●選ぶタイルによっては滑りやすい
●引っ掛かりがあるタイルはストッキング注意
●硬く足腰に負担がかかる
●費用が掛かる

フロアタイル

<メリット>
●塩化ビニル素材だが質感がリアル
●硬いので傷が付きにくく、凹みも出ない
●耐水性がある
●比較的安価(タイルや無垢フロア材と比べると)
●メンテナンスがいらない
●部分的な補修が可能

<デメリット>
●耐水性はあるが目地が多くそこからの浸水はありえる
●塩ビ素材だが、クッション性はなく硬い

我が家ではこの中ですぐに選択肢からはずれたのが『クッションフロア』です。

その理由は意匠性の低さです。

最近はプリントの技術も向上し以前よりも見た目は良くいるのかもしれませんが、やはりその質感は物足りなさ無さを感じてしまいます。

キッチンの床はもう少しクオリティを上げたいということでNG

あとは『タイル』か『フロアタイル』

やはり意匠性はどう考えてタイルがダントツ一番です。なんせ本物ですから。

カタログを見ると目移りするくらいカッコいいものもあります(その分お値段もカッコいい。。。笑)

ただ、ワタシが好みのタイルはだいたい大判(一つ一つのタイルサイズが大きいもの)で、いくつかの異形デザインを組み合わせて施工するようなタイルです。

我が家の最小限キッチンに高いお金を払って施工してもあまりデザイン的にも引き立ちません。。。

また、デメリットとしてもあげたタイル独特の冷たさ・硬さと、当然ながらそのべらぼうに高い価格も気になるところではありました。

それに比べるとフロアタイルは価格的にも機能的にも大きなデメリットは感じず、気になる質感もクッションフロアとは雲泥の差。

選ぶデザインによってはパっと見だけだと本物のタイルと言われてもわからないレベルです。

もし、我が家のキッチン床の施工範囲がもう少し大きかったら、もしかするとタイルのデザイン性を最優先にしたの可能性はありますが、今回はよりバランスが良いフロアタイルを選択して、その分浮いた予算を他の部分へまわすという結論に至ったわけです。

実際フロアタイルのキッチンで生活してみたら

水撥ね・汚れは拭けば簡単にふき取れるのでまったく気になりません。

。また、床の冷たさについても本物のタイルと比べると全然冷え方が違うので今のところさほど気になりません。

あえて気になる点をあげるとすればそれは床の硬さ。

フロアタイルは木質系フローリングやクッションフロアに比べ硬い素材。

長時間キッチンに立っていると多少足が疲れやすい気がします。

まとめ

キッチンの床材を何にするか?

家の間取りや何を一番に優先するかによっても適した床仕上げは変わってくると思うので非常に悩みどころです。

人によって意見が分かれる場所といえるでしょう。

でも、万が一夫婦で意見が分かれてしまったなら、キッチン空間を一番使う人の意見をなるべく尊重した方が暮らし始めてからのストレスは少ないんじゃないのかなと個人的には思っていますが。。。

我が家ではフロアタイルを選択して今のところ特に支障もなく後悔もなく使っています。

意匠的にも機能的にも価格的にもバランスがとれた素材なのでキッチンの床で悩んでいる人は候補の一つとして検討してみてはどうでしょう?