電気スイッチのデザインひとつで部屋の印象はグッと向上します。
当然使いやすさといった実用性はもちろん大事ですが、スイッチは毎日必ず目に入るし、触れるものだからデザインにもしっかりこだわりを持ちたいものです。
そこで今回は2020年1月発売のパナソニックの新シリーズ「SOーSTYLE(ソー・スタイル)」を紹介します。
これを見るとこれから家づくりを考えている人は、スイッチの選択肢が確実に広がるはずです。
正直、これまでパナソニックのスイッチデザインにはあまり高い満足感を持てなかったワタシも、一瞬で目を奪われたこの「SOーSTYLE」
一度見ると、あなたの家のスイッチ候補になること間違いなし。必見です。
【SOーSTYLE】シリーズはガチでおしゃれなスイッチ&コンセント
「SOーSTYLE」のプレート、スイッチ、コンセントはすべてフラットデザインで構成されていて、ともてシンプルな印象です。
文句なしのマット仕上げがラインナップ
「SOーSTYLE」ではマット仕上げの選択が可能。
マット仕上げではない標準仕上げも選択できるようですが、「SOーSTYLE」を選ぶならマット仕上げを選択するのがおすすめといえるでしょう。
さらに、従来まで製品化が難しいとされていたコンセント部分のマット仕上げも選択可能になっています。
こうなるとワタシ的にはすべてのスイッチ・コンセントをマット仕上げで統一したくなります。
選べるカラーは「ブラック」と「ホワイト」
色は「白」と「黒」の2色から選択が可能です。
現在、パナソニックの主力スイッチの「コスモシリーズワイド21」と「アドバンスシリーズ」と比べてみます。
「コスモシリーズワイド21」ではホワイト、ベージュ、利休色の3色
「アドバンスシリーズ」ではホワイト、グレー、ベージュの3色
今回「SOーSTYLE」では「白」だけでなく「黒」のスイッチが選択ができることで、インテリアの幅はグッと広がります。
欲をいえばこの「SOーSTYLE」シリーズでも、近いうちにグレーのバリエーションも発売されるのを期待したいところです。
小ぶりのロッカースイッチ
現在のパナソニックの「コスモシリーズワイド21」と「アドバンスシリーズ」は押す動作のみによってon-offを切り替えすることができるプッシュ型のスイッチです。
対して「SOーSTYLE」はロッカースイッチ。
ロッカースイッチとは操作ボタンの両端をシーソーのように交互に押すことでON/OFFを行うスイッチで、プッシュ型のスイッチとは使用感が異なります。
操作性だけでみると「コスモシリーズワイド21」や「アドバンスシリーズ」のようなプッシュ型のほうが、操作面も広く、仮に両手がふさがっていても、手のひらや肘で軽く押すだけでON・OFFできるので使い勝手が良さそうです。
この点からも「SOーSTYLE」が、従来シリーズに比べ、よりデザイン性に重点を置いた仕様になっていることが伺えます。
デザインスイッチ「SOーSTYLE」のライバルは?
現在、デザインスイッチの代表格といえば、神保電気が出しているJIMBO NKシリーズ。
価格は少々高めですが、シンプルでミニマルなデザインが高評価の人気スイッチシリーズです。
このJIMBO NKシリーズを少なからず意識してるであろうと感じるパナソニック「SOーSTYLE」シリーズ。
ぱっと見、パナソニックのフルカラーシリーズとJIMBO NKシリーズを足して、スタイリッシュに再編集したような印象をうけます。
今後はJIMBO NKシリーズが「SOーSTYLE」の比較対象になることは間違いないないでしょう。
「SOーSTYLE」の気になる価格は?
気になるのは「SOーSTYLE」は価格的にどのくらいになるのか?
パナソニックのメインシリーズともいえる「コスモシリーズ」や「アドバンスシリーズ」に比べ、あきらかに高価格帯になることは間違いありません。
どうやらさきほど出てきたJIMBO NKシリーズと同等、もしくはすこしお手頃といったくらいの価格設定のようです。
詳細はぜひビルダーさんに確認しましょう。
まとめ
パナソニックの新シリーズ「SOーSTYLE」
カタログに記載されているフレーズは 美しい「背景」。 です。
パナソニックがデザイン性と質感にこだわりぬいた新しいスイッチ&コンセント。
これから配線器具を検討する人にとっては、要チェックのアイテムです。