新築なら『光熱費が安い家』節約間取りのテク9選

節約間取り&テクニック

真夏のエアコン電気料金、寒くなってくると気になる暖房費。
毎月の電気代、ガス代、水道代がどのくらい払っているかしっかり把握してますか?

注文住宅を建てる際、建てる為の費用は意識的になれますが、実際住んでからもお金はかかります。
しかも家のサイズも大きくなると、おそらくその光熱費は思っている以上の負担になります。

今回の記事は『光熱費が安い家』をかなえる節約の間取りテク9選について解説します。

住みはじめてから「思っていた以上に高い光熱費で家計が苦しい。。。」なんて後悔しないように
計画時からしっかりと光熱費を抑えるための工夫&対策もしておきましょう。

毎月の光熱費が安くできれば、子どもの学費用の貯金額を増やしたり、年末に家族旅行に行けるかもしれませんよ。

①家の形はシンプルな総2階建てが基本

家が大きくなると家族がそれぞれのスペースを持てます。
家族がいつも自分の部屋で過ごすなら、電気代・暖冷房代はおのずと増えます。

家の形が複雑になるとそれと同時に外気温の影響を受けやすくなります。
当然、その分暖冷房費が増えます。

あらためて指摘されないと、なかなか意識できないポイントです。

光熱費を抑えることを最優先に考えるなら、大きさをおさえたシンプルな総2階建ての家

これがまず基本です。

②吹き抜けが危ない?天井高さはひかえめに

あたたかい空気は上にたまり、冷たい空気は下にたまります。
暖房の効率性で考えると高すぎる天井高さはデメリットでしかありません。

特に吹き抜けは危険な間取りです。

最近は昔より建物の性能があがってるから『吹き抜けがあっても問題がありません』的な説明もよく耳にします。

たしかに建物の性能があがれば上下階の温度差はその分小さくなります。

でも、

がっつりとお金をかけて、よほど飛びぬけた性能を確保しないかぎりやっぱり影響力はそれなり大きいわけです。

もし光熱費を抑えたいなら、むやみに天井高さを高くせず、吹き抜けをなるべく避けた間取りがよりベターです。

③リビング階段の必要性をガチで考える

子育て世代を中心にリビング階段の採用を検討する人が増えています。

でも吹き抜け同様、上階へとつづくリビング階段は冬の寒さを感じやすい箇所といえます。

暖かい空気は上にあがって、代わりに2階からの冷たい空気が階段から降りてくるので、階段前スペースは特に寒さを感じがちです。

もちろんリビング階段を否定する気をまったくありませんが、本当に必要かどうかはもう一度よく考えてみてください。

リビング階段メリット・デメリット

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④断熱性能をなんとなくあげるはNG!大事なのは優先順位

家の断熱性能を高くすると、当然ながら暖冷房費用は削減できます。

断熱性能が高い家とは、熱エネルギーを通さない家ということ。

断熱性能があがる = 暖房・エアコンの効きがよくなる ということです。

でも、やみくもに断熱性能をあげても、建物の価格が高くなったわりには効果が限定的ってこともありえます。

あくまでも一定の断熱性能があることが前提ですが
さらに断熱性能をあげたいなら優先順位をつけて考えることが重要です。

おすすめしたい断熱強化をしたい時の優先順位は

①窓・玄関ドアの性能をあげる
→家の中で一番熱を逃がしやすいのが窓。断熱性能の高い家を目指すなら、まずは窓の性能をあげましょう

②天井部の断熱性能をあげる
→天井の断熱は壁の断熱と比べると比較的低予算でスペック向上を図ることができます。

暖かい空気は上にあがるもの。まずは天井の断熱性能からあげましょう。

③壁・床の断熱性能をあげる
→上記の2点を検討した上で、さらに性能を上げようとしたときに、はじめて壁・床の断熱性能を考えます。

ワンポイントアドバイス
断熱性能を大幅に向上させるために壁厚さ等の見直すことになると、予想以上の金額になることがあるのでよく相談して進めましょう。

断熱性能の強化は冷暖房費の削減はもちろん、家の快適性も向上するのでぜひとも取り入れたい内容の一つです。

断熱性能を高めて冷暖房費用を抑えましょう。

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⑤暖房・給湯設備は高効率が大前提。暖房はエアコンが最強?

年々すごく進化しているのが住宅の設備機器。ひと昔のものと比べると、少しのエネルギーでお湯を沸かせたり、暖房できたりすることが可能になりました。

特に高効率の最新エアコンは1のエネルギーを使って5以上のエネルギーを生み出す魔法の設備。
まさに省エネ設備の代表です。

給湯設備は各メーカー・ビルダーによって推奨しているエネルギー(たいていは電気かガスのどちらか)によって多少違いが出てきます。事前に『なぜそのエネルギーを推奨しているのか?』その理由を確認しておくと安心です。

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⑥節水型の設備は適切かつ積極的に使う

最新の住宅設備は節水が当たり前の時代になりました。

当然、節水型の設備は積極的に使っていきたいですよね。

特にトイレは一日のうちに何度も使うので、節水型にして1回あたりの水量が少なくなればかなりの節約が見込めます。

今や1回の水量は昔の水栓トイレの半分どころか1/3以下です。

でも、あまりにも節水が進んでいるので、まれに上手に流れていかないってことが起こることもあるようです。

大小のしっかり使い分けて節水しつつ、トイレットペーパーを少し使いすぎたりしたなんて時は状況に応じて複数回多めに水を流してあげましょう。

もうひとつ節水テクニックとして効果的なのが浴槽の形。半身浴もできるベンチ浴槽を採用すると満水時の水量を削減できるので節水が可能です。ただ、ベンチ部分がない方がゆったりと湯船につかれるという声もよく聞くので、ショールームで一度確認することがおすすめです。

⑦直射日光と風は最大限コントロールしよう。でも無理はしないで。

太陽と風の力を上手に借りることできるで光熱費は節約できます。

しっかり風通しが良い間取りにすると、風が通り抜けるからクーラーがなくても涼しい。

冬の十分に日差しを部屋に取り込むことで、暖房費を削減できる。

夏は直射日光をしっかり遮ることで、家の涼しさを保てる。

直射日光や風をコントロール出来れば、冷暖房設備に頼らず光熱費を節約できます。

ただ、やっぱり限度があるので、過度な期待をしたり、あまりにも固執するのは危険です。

思うような効果が得られなかったり、生活がしずらい間取りになっては意味がないので。

エアコンや暖房器具も有効に活用しつつ、無理がない形で太陽光や風を生活を取り入れてみましょう。

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⑧安くなったLED。照明はおしゃれに節約しよう

最近の家はすっかりLED照明が定着しました。

消費電力が少なく、極めて長寿命とメリットだらけのLED電球

価格も出た当初はとてつもなく高かったですが、今ではとてもリーズナブルになっています。

そこで、ぜひ挑戦してほしいのがLED照明を使った多灯分散照明。

多灯分散照明って?
多灯分散照明とはダウンライトやペンダントライト、スタンドなど、低ワット数のさまざまな照明器具を室内に分散させて配置する照明方式のコト。

多灯分散照明を採用すると、食事や読書、ホームシアターなど、生活シーンに合わせて照明の組合せを自由に変えることで、暮らしに最適な灯かり環境を作り出せます。また、生活シーンに必要な照明だけ点灯することで電気代の節約にもつながります。

LED照明を使った多灯分散照明で、おしゃれに節約しましょう。

⑨古い家電は思い切って新調しよう。最新機能が使えて電気代が安い!

新居への引っ越しの際に、「壊れないしまだ使えるから」とエアコンや冷蔵庫などの電化製品をそのまま使う人もいると思いますが、購入してからそれなりに年月が経っている古く家電は思い切って新調した方がお得になることもあります。

最近の電化製品は以前のものと比べて省エネ性能が格段にあがっているので、買い替えした方が毎月の光熱費が安くになることが多いわけです。

もちろん、買い替えするには費用はがかかりますが、2~3年後に買い替えるくらいならいっそのこと引っ越しする際に思い切って新調するのも一案です。

まとめ

『光熱費が安い家』節約の間取りと工夫は

①家の形はシンプルな総2階建てが基本
②吹き抜けが危ない?天井高さはひかえめに
③リビング階段の必要性をガチで考える
④断熱性能をなんとなくあげるはNG!大事なのは優先順位
⑤暖房・給湯設備は高効率が大前提。暖房はエアコンが最強?
⑥節水型の設備は適切かつ積極的に使う
⑦直射日光と風は最大限コントロールしよう。でも無理はしないで
⑧安くなったLED。照明はおしゃれに節約しよう
⑨古い家電は思い切って新調しよう。最新機能が使えて電気代が安い!

今日紹介した9つすべてを実践するのは難しいかもしれませんが、ちょっとした工夫で実現できるものもあるので、この記事の内容を家づくりのときの参考にしてくださいね。