新築間取り図。住宅図面の寸法はあてにしてはいけない理由。

家の間取りを打ち合わせする際、住宅図面を見ると部屋の大きさの寸法がいろいろと書かれています。

建築図面の場合は910㎜、1820㎜、2730㎜。。。なんて感じでミリ単位で表記されることが大半なわけですが、

実はこの数字、住む人にはあまり役にたたない寸法だと知っていましたか?

もしあなたがこの寸法を部屋内の有効寸法だと思ったまま打ち合わせを進めていたらすごく危険。

なぜなら部屋内の有効寸法は図面に書かれている数値よりも明らかに小さくなってしまうからです。

今回は図面寸法と実際の有効寸法との違いについて説明していきます。

間取り図の寸法をしっかり読み取れるようになると、図面のどの寸法がにとって必要な寸法なのかわかるようになるので、あたなの家づくりの精度は飛躍的に向上するはず。

図面の寸法ってドコからドコまで?

通常図面に書かれている910㎜、1820㎜という寸法っていったいどこの長さのことなんでしょう?

建物の工法によっても違いはありますが、木造住宅の場合、柱の真ん中からもう一方の柱の真ん中までの距離としているのが一般的です。

柱間の距離でおおよその部屋サイズ感をつかむことはできますが、実際部屋内でどのくらいの有効寸法が取れているかまでは素人にはわかりませんよね。

そうなんです。

実はこの寸法、どちらかというと作り手側に必要な寸法であって、住む人にはあまり役にたたない寸法なわけです。

知りたいのは室内の有効寸法

ソファーやダイニングテーブルの購入する場合、問題なく置けるかどうかなど事前に寸法を確認しておきたいことはたくさんあるはず。

では、実際の室内の有効寸法と図面に書いてある柱間距離はどのくらい違いがでてくるんでしょうか?

日本ではもっともポピュラーで割合が高い在来工法(簡単にいうと柱と梁を組み合わせでつくる工法)の場合で考えてみます。

有効寸法=(図面寸法)-(柱サイズ)-(仕上げ材の厚みx2) となります。

つまり柱間距離が910㎜、柱サイズが105㎜で内装仕上げが石膏ボード12.5㎜+クロス仕上の場合、ざっと計算してみると、910-105-(12.5×2)≒780㎜が壁内の有効寸法となるわけです

。また、床に物を置くモノを検討する場合、更に巾木と呼ばれる部材の厚みを引いておくことを忘れないでください。

どうでしょう?図面の寸法に比べて有効寸法は130㎜も小さくなってしまいました。

万が一、図面寸法を頼りに、寸法ぎりぎりの家具を買ってしまったら大失敗ですね。

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まとめ

家づくりを進める上で実際の有効寸法はぜひ把握しておきたいところ。でも図面には肝心の有効寸法が書いていることはほとんどありません。。。どうしたらいいでしょうか?

答えは簡単です。

有効寸法が気になる部分がある場合は現在打ち合わせを進めている担当者の方にぜひ聞いてみてください。

工法や仕様によって有効寸法の計算の方法は変わってくるので、自分勝手に理解した気になるのが一番危険ですよ。

しっかりと寸法を確認して無理・無駄のない家づくりを進めましょう。

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